秋晴れの気持ちの良い日、上野にルーベンス展を見に行ってきた。
世界遺産の建物だし、ものすごい混んでたらどうしよう…と思ったけれど、まだTV放映される前だったからかそれほど混んでなかったのでホッとした。
(そういうことで前日からクヨクヨ悩むタイプです)
ルーベンスといえば「フランダースの犬」というイメージだし、公式サイトでもルーベンス展広報大使のネロとパトラッシュがアントワープを巡っていたりするんだけど、展示ではほとんどフランダースには触れられていない。しかも公式サイトではベルギーの「アントワープ」って言ってるし、そっちの方が馴染みがあるけど、展示では「アントウェルペン」で統一されてる。なんでなんだろう…。
展示後のグッズ売り場にちょっとフランダース手ぬぐいとか売ってたけど、「展示に出てきたっけ⁇」という印象であんまり売れてなかった(ごめん)。
それはともかく、展示は、すごかった。とにかく作品が大きくて、天井の高い部屋にどーんどーんと並んでる。すごい迫力。こんなに大きな作品よく描けるよな〜と思ったけど、ルーベンスは大きな工房を構えていて分業してかなり稼いでいたらしい。何ヶ国語も喋れるエリートで画家であり外交官でもあり、2度の結婚に8人の子供って、今まで見てきた画家と全然違う。こんなに成功してる人もいるんだな。
今回の音声ガイドは長澤まさみさん。
とても聴きやすく、落ち着いて良い声で、女優さんてすごいなと思いました。